息子のために変わりたいと思っていた私

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【博多美人塾代表】脇山加奈です。

息子のために変わりたいと思っていた私

Facebookには
「過去のこの日を振り返りましょう」
という過去の記事を
お知らせしてくれる機能があるのですが　

昨日上がってきたのがこの記事。
3年前の2016年2月です。

今に比べたら経験や
成長はまだまだだな…って
恥ずかしいようなムズムズした
感覚になっちゃいますが、

この時感じた事を残しておいて
良かったなと思いました。

また、残しておきたいと思ったので
ブログにも残しておきます。

Facebookでも読めます▼

【息子のために変わりたいと思っていた私】

変わりたい　とか

もっと自分らしく生きられるはず　とか

苦しい現状から抜け出したい　とか

これって、もちろん

自分がよくなるためだけど

嘘なく言うと、私は

誰かのために、私は変わるんだ、

偉いでしょ。

っていう気持ちがありました。

特に息子に対して。

だから、全部言うと最初は、

息子のために変わりたいと思っていた。

そして、そんな私はいい母親でしょ、

ここまで頑張ったら私をいいお母さんって認めてねって、

自信がなかった私は思ってた。

でも、その一方で、

純粋に息子を想う気持ちももちろん在って。

伸び伸びと自分を出す、表現するということが

イマイチどういうことなのかわからないまま大人になり、

息子を産んで、

「変わりたい」

「自分らしく生きたい」と純粋に自分自身に対して思うのもあったし、

この子は私のような思いをせずに、

幸せに、伸び伸びと生きて欲しい

と素直に思った。

多くの親は、こんな風に思うんじゃないかなって思う。

自分が辛かった体験や経験を知っているからこそ

出来るなら子どもには同じ思いをさせたくない

だから、そうならないように

そんな状況にならないように

先回りして守ろうとしたりして。

そうならないような育て方を探して。

そうすることが

息子のためになるんだって私も思っていた。

私が変わることで、あなたのためになるのよ、

あなたのためにやってあげてるの、頑張ってるんだよって

頼まれもしないのに上から目線。

でも、それは違うんだと

ある時気づいた。

本当に。

たくさんの人の言葉の導きの中から

気づくことができた。

まず、

”その人に必要なタイミングで必要な出来事が起こる”なら

それは私だけじゃない。

彼にとってもそうだということ。

その出来事が必要だからやってくるんだということ。

どんな困難も彼に乗り越える力があるからやってくるんだってこと。

そして、私に出来ることは、

その時の彼に、目の前のことを乗り越える力があると信じることだということ。

だからと言って、親という役割を放棄していいとかいうことではもちろんないけれど。

ただ、信じること

これをずっとずっと大切にしていきたい　とその時ただ、思った。

どんな出来事も自分の力になっていくこと、

それは、私自身が証明してる。

辛かったこと苦しかったこと

なんでなんでって思ったこと

もう二度と取り返しがつかないって思ったこと

いろいろあったけれど

もう一度丁寧にちゃんと歩いてきた道をなぞってみれば

今の私に必要なかったものはひとつもない。

もちろん、そう思えるまで時間差はあったし

それを無下に扱わずに生かせるようにと大切にしてきたからっていうが大前提であるけど。

全部、今の私をつくってくれてる。

私に寄り添ってくれてる。

だから、自分を変えたいと思うのも、よくなりたいと思うのも、

息子のためとか

家族のためとか

周りのためとか

そういう考えはやめた。

なんか違うと思った。

それは、自分自身の問題をすり替えて押し付けて息子に依存しているだけ。

そうじゃなく、ただ、自分のため。

それで良いんじゃないって。

自分がよくなるために、変わるために

周りは関係ない。周りの許しはいらない。

理由も必要ない。

だから、変わる理由を子どもとか家族にして、

いい子やいい母親になる必要はない。

ただ、ただ、自分の気持ちを大切にすればいい。

子どもであっても、分身であっても、

彼は彼であり、私は私で、

母であり、妻であり、家族であり、娘であり、女性であり、

だけど、私は私だから。

私は、これが、

精一杯生きるってことじゃないかと思った。

自分を大切にして、大切な人を信じて、

精一杯生きてたら、

そしたら、その結果、彼にも何か伝わるような気がする。

それが、背中を見せるってことかはわからないけれど。

シンプルに

思い込みの上に成り立っていた

”いい母親”も”いい子”もやめる。

私は、私のために生きていくんだよ。

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