激動の数カ月。選挙の裏方をして学んだこと

女性候補の中でトップの票数で見事当選することができました

昨日は、統一地方選挙、私が住む佐賀県伊万里市の市議会議員選挙の開票日。



私も応援にいっていて、日付が変わって家に帰ってきました。



（ケーブルテレビにも私少しうつってたよ！ｗネットの新聞記事にもうつってたよ！ｗ佐賀県の記事のサムネイルになってたよ。）▼再生マークをタップしたらご覧いただけます

※動画はアイテレビのYouTubeからお借りしました。
公式動画はアイテレビのYouTubeから



というのも、受講生さんには
ちょっとお知らせしていたけれど、
年末から伊万里市で立候補された
35歳の女性議員候補の後援会の中で

広報部長として、動いていたからです。

去年の市長選で、
SNSの発信担当をしたご縁から
今回女性議員候補と出会い、
今回も動画や各SNSでの発信の展開を担当。

結果…
21人定数の中で、
3番目に多く、女性候補の中ではトップの票数で
先輩議員さんよりも、多くの票をいただき、
見事当選となりました…！！！！

本当にありがとうございます。
そして、おめでとうございます！

動画は、数カ月前から計画を立てて
コンセプト・撮影・編集、
SNSでは細かい部分の魅せ方など
毎日毎日すり合わせをしながらやっていって。

最初はポツポツの反応だった動画も、
選挙戦後半になるころには、
「動画をみて個人演説会に来ました」とか
「県外からきました！」とか
言ってくださる方もたくさんいて。

田舎って、地区ごとに候補者がいて、
”地区の代表”だからその地区の人は
「地区からでる候補者を応援しないとね…」
みたいな風潮が結構あるんですが、

そんなの関係なく、
「応援してるよ！」とか
「動画みてるよ！」とか

表立って応援はできないけれど、
こっそり、
「新しい選挙の戦い方で、票がどのくらい入るか
楽しみにしています、応援してるよ！」

ってわざわざ伝えにきてくださる方も
本当に多くいらっしゃって。

発信すると、
やっぱり見てくれる人はいて、
自分がおもっているよりも
ちゃんと届いている。
受け取ってもらっているんだなと

勇気をもらう場面が本当にたくさんありました。

「嬉しいな」って思うのは
もちろんなんだけど、
そういった場面から、

選挙って投票する人が置かれている
様々な状況と心理を読み取って
展開していくことが大事だなとか。

選挙も政治も、ビジネス的な視点を
しっかり持っていかないと
今まであったやり方で、ただ選挙活動をするって
いう事ではダメだなとか。

今回は市長選のときとは違い、
後援会を１から立ち上げるところから
関わらせてもらったのもあって、

本当にいろいろな面で学びがありました。
なかなか、こういう経験ってできないから、
本当にありがたい。

で、その学びや私が感じたことは
受講生さんやメルマガ読者さんにも
これからゆっくり共有していきたいなと
思ってはいるし、

今回、新時代の選挙活動のやり方に
（立候補する側の）
ちょっとは近づけたかなと思うので、

今後、新しく後援会を立ち上げるとか
若い世代が政治家として立候補する時の
裏方の心がまえとして参考になる事が
あったらいいなと思うので、
そういった事も書いていけたらと思います。

でね、今、選挙戦を終えて、
わたしの中に感じることとして
ひとつある事は、

選挙戦も、政治もビジネス的な視点が必要

だということです。

候補者は、特に新人の場合は
ほとんど認知がない状態からの
スタートとなります。

だから、まずは多くの人に知ってもらう。
そのために、さまざまな配布物をつくって
撒いて、自分の足をつかってご挨拶にいったり
するところからはじまるのだけど、

それだけでは、自分の足はひとつなわけだから
天井が見えている。
もちろん、自分の足を使うっていうことは
私は絶対に必要だと思っているけれど、

そこも含めて、まず、

【自分をどうやって知ってもらうか？】
というところを真剣に考えることが
必要になってくるわけです。（←ビジネスと同じ）

その手段として、今回は
SNSや動画というものを使ったのだけど、
でも、そこで目的が定まらないまま
自分の自己主張をしたり、
自分の日常のことを書いたりしても全然意味がない。

なぜなら、
人は自分に関係があると思わないと

興味を持たないし、
「あぁ、こういう人がいるんだ…」
と思っても、画面をタップしたり
文章を真剣に読んだりするという
【行動】をしない。

発信さえしていれば、票が取れたり、
ビジネスで言ったら、売り上げにつながったり
するか？というと、それは違う。

だからそこで、今度は、
「どうやったら、どんなことを、
どんな形で、どんな風に発信したら、
画面の向こう側の人は興味を持ってくれるかな？」

「自分に関係があると
思ってくれるかな？」
ということを、
真剣に考えなければいけない。

その部分を真剣に考えていくと、

●文章の書き方だったり、
●写真の載せ方だったり、
●投稿のタイミングだったり、
●どんなキーワードを使うか？
●繰り返しいつも載せる文章はなにか？
●自分はまず、こういうものですよ～
（※そもそもの肩書など。自分の中で
当たり前になっている部分を
周りの人もわかってくれているはずって
勘違いしてることが本当多い。
だから、イチイチ書く！大事！※）

など、本当に細やかなビジネス的な、
人の心理をくみ取った上での
こちら側の発信を
またさらに考えていくことになるわけです。
（←やはりビジネスと同じ）

表に出ている発信は、
出来上がったものなので、
ポン！っとあがっているように見えるけれど、

実はあらゆるところに仕掛けをしています。

例えば、今回のことでひとつあげるなら、
【〇〇とともに！】←候補者の名前
という動画の最後に毎回差し込む、
というのをやったのだけど、

みんなが口づさめる、覚えやすい、
キャッチ―なフレーズをまず考えました。

そしてそれを覚えてもらえるように、
動画にも何度も差し込む。
（ちなみに、これは私自身の声を
五つくらい重ねてレコーディングしました♡
こういうところで、音楽活動してたのが
役に立ったよ）

発信でも、書く。
みんなの合言葉として、いつも言う。
演説でも言う。

こちら側の感覚（こんなに何回も同じで
飽きないかな？などなど、発信してる側は
思っちゃうのだけど）

と、見ている人の感覚は違うので、
そこも想像しながら何度も差し込む。

そういう
【キャッチフレーズ】というひとつの
部分でも、細やかな戦略があり、

結果としてそこから


認知してもらえることも
ありましたし、
応援してくださる方の結束の合言葉として
登場していきました。

こういった様々な緻密な戦略や
仕掛けをしたうえで、
候補者の想いだったりを展開していく。

でも、候補者の想いを展開していっても、
評判がよくても、
それが選挙でいうと【票】につながるか？
というと、

【認知】と【興味】と【行動】
（票を入れる・購入する）
という部分は別ものなわけです。

だから、告示後は、
ちゃんと「〇〇に一票をお願いします」
とお願いをする。

これは
動画を公開するタイミングなども
投票日から逆算して考えて
時間帯や、どの媒体で
どのような順番で展開するか？の
スケジュールを
最初から組んでいました。
（←やはりビジネスと同じ）

…とまずはざっと書いてみましたが、
私はやはり、選挙もビジネス的な視点が
必要であって、

これは、政治や街のPR、
市のアピールにも
必要な視点だと思っています。

もしかしたら、
そんなの知ってるわよっ！って
先輩方には言われてしまうかもしれませんが、ｗ

知っている　のと
出来ている　のは

私は全然違うと思っていまして。

何より、今後の若い世代の政治家を
支える人たちの参考になればいいなと思って
ちょっと今日はご報告も兼ねて、
ビジネス的な視点から書いてみました。

今回の選挙戦、応援演説や司会も
させていただいたりで、
受講生さんのサポートもしながらの
激動の日々になりましたが、

私自身も新しい挑戦になり、
本当に多くのことを学びました。

公職選挙法のこと。
選挙に立候補するまでの
様々な手続き。

組織をイチから立ち上げることの
学びなおし。
その中での様々な配慮。

昔からある先輩方が
もっていらっしゃる経験と
私たち新しい世代のアイディアの
バランスのとり方などなど…

いや…もう本当にたくさんの事を
学ぶことができたので、
受講生さんや、これから地域で立ち上がる
若い世代に私の経験としてお伝えしていけたらな
と思っています。

なんか反応があったら、
続きがあるかも！笑

反応がなかったら、きっとない！笑

から、なんか他の事も知りたいっていう方が
もしいたら、コメントでも、
公式LINEからの
メッセージでも、くださいませ＾＾！
（←クロージング）

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